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1966年にNASAで行われたロケット打ち上げ設備の振動試験がアナログ過ぎる

アメリカとソ連が宇宙開発で熾烈に競っていた1966年。NASA(アメリカ航空宇宙局)のアポロ計画での使用が予定されていたサターンVの打ち上げに使用されるロケット打ち上げ設備なのですが、完成を目前にして行われた振動試験は、ダミーのロケットを打ち上げ台に取り付けて「作業員が足で押す、みんなで引っ張る」という100%人力によるものでした。ちなみにこのダミーのロケットにはSA-500Fという正式な型番が登録されています。

宇宙開発と聞くと惜しみない資金に最先端の技術を連想しますが、意外とアナログな面もあったようです。

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